はじめに
「赤ちゃん連れて海外なんて、大丈夫?」
「飛行機の気圧とか、赤ちゃん大丈夫?」
「むこうで病気になったらどうするの?」
“育休中に子供と一緒に海外へ行きたいと思っている”と祖父母や両親、友人たちに話すと、
だいたいこんな反応が返ってきました。
でも、育休という、私にとっては人生のモラトリアム期間でもある貴重な時間。
周りから心配されて少しは不安になったけど、ママになるにあたって、「子供がいるから諦める」のではなく「子供がいるからこそできる」という人生にしたいと考えていたので、迷うことなく
『子連れ海外』を実行することにしました。
そして――
生後4ヶ月の息子を連れて、スウェーデン🇸🇪・スイス🇨🇭へ、
生後9ヶ月ではシンガポール🇸🇬・マレーシア🇲🇾を旅しました。
息子ちゃんにお付き合いいただくわけなので、フライトやホテル、移動手段などは大人都合だけでは決められません。息子ちゃんの成長過程に合った手段を自分たちですべて手配しました。
また、ただの海外旅行になってはもったいないなと思い、テーマを決めて旅をしました。
大変なことやヒヤリとすることも、もちろんあったけど、得たものが大きすぎて「行ってよかった」と心から思っています。
どんな旅をしてきたのか?ざっくり旅の記録
📍 夏(生後4~5ヶ月)
- スウェーデン(ストックホルム近郊):スウェーデン人宅にハウスステイ🏠
スウェーデン流子育てや教育について知見を深める。現地ママとの交流や離島巡りも。 - スイス(チューリッヒ、トゥーン湖周辺):現地ママとの交流。0歳児と
プチ登山(プチといっても標高3,000m以上)。トゥーン湖散策。
現地のファーマーズマーケット散策。

📍 冬(生後8~9ヶ月)
- シンガポール:都市型の子育て環境や文化の多様性に触れる。
現地インターナショナルスクールのクリスマスイベントにも参加。 - マレーシア:5校のインターナショナルスクールを学校見学。実際にインターに子どもを通わせている日本人ママからいま話題の「教育移住」のリアルな話も。

行ってよかったと思える3つの理由
他国の子育てを体感し、視野が圧倒的に広がった
スウェーデンやスイスでは「赤ちゃんは泣いていいもの」と自然に受け入れられる空気に驚きました。
特にスウェーデンではママとパパがそれぞれ1年ずつ育休を取得するのが当たり前の世界。
一緒に旅した夫も北欧流子育ての流儀を学んでいました。
一方、シンガポール&マレーシアではいま熱いと言われている「教育移住」がどんなものなのかを見に行ってきました。
海外の教育の価値観に触れたことで、日本だけにとらわれない教育の選択肢が見えるようになりました。
夫婦で“力を合わせる育児”ができた
子連れ海外はハプニングの連続。
長時間のフライトをいかに攻略するか、気温差による息子の体調不良、Airbnbやホテルで依頼していたベビーベッドが設置されていなかったり…🤣
でも、そのたびに話し合い、工夫し、(時には小競り合いもして)乗り越えた経験は、夫婦…というかママ&パパとしての絆を強くしてくれたかなと思います。
今後の人生の糧になる“発見”や”学び”が詰まっていた
子どものことだけでなく、自分たちの将来も見つめ直せたのが大きな収穫でした。
教育、住む場所、働き方…「このままでいいのかな?」と考える時間がたっぷり取れたのは、育休×旅という特別な環境だったからだと思います。
“子供がいるから無理”ではなく、子供と一緒だからこそ見える世界や新しい発見があり、日本だけでは経験できない濃密な時間でした。
これからこのブログで発信していきたいこと
このカテゴリでは、以下のような内容をお届けしていきます↓
- 赤ちゃん連れ海外旅行の持ち物・便利グッズ
- 長時間のフライトや空港での過ごし方
- 現地の育児事情や教育の話
- 実際起きたトラブルとその対応方法など
- インター校見学レポ&教育移住のリアル
読んでくださる方の、選択肢が少しでも広がるきっかけになったら嬉しいです。
これから、少しずつ旅の記録を綴っていきますので、お付き合いいただけたら嬉しいです。